体全体に広がってしまった皮膚炎
2021年06月01日
アレルギー体質・皮膚炎
お悩み
すべての始まりは、ちょっとした背中のかゆみで、こんなに悪化すると思っていませんでした。
約20年前くらからの冬のワンシーズンだけ、背中のかゆみを感じるようになりました。
しかし、その時は市販のかゆみ止めで、十分対処できる程度でしたので、そこまで気に留めていなかったのを覚えています。
ところが、だんだんと辛くなっていき、徐々に春にも、ここ数年は夏にも痒みが気になるようになり、1年のほとんどが痒みで辛くなるようになりました。
もちろん、こうなるまでには皮膚科にも受診しています。
血液検査や、皮膚のパッチテストを行うが、異常なし。
ただの乾燥肌だろうと診断を受けていました。
処方してもらった塗り薬を塗ったり、飲み薬を飲んだりと、医師の指示通りに治療をすすめていました。
塗り薬をぬっている間は、かゆみは治まり、見た目では皮膚が赤くなったり、ぼつぼつがでたりしますが、かゆみはほぼ感じず、かゆみの存在を忘れていられます。
しかし、ぶり返す度にどんどん背中だけの症状だったのが、後頭部・首回り・お腹・ももの部分・ひざの裏・両肘らへんと、皮ふ炎の範囲が広がってきてしまいました。
だんだんと、このままの治療では、不安を感じるようになっていたところ、うちの妻が心配して、いろいろ調べてくれて、このお薬にたどり着きました。
私の症状は、1日中ずっと痒みが襲ってくるわけではないです。
昼間活動をしているときは、痒みを感じませんし、夜寝るときもトイレに起きなければ、かゆみを感じず寝ていられます。
一番ひどくかゆみを感じるときは、体が温まった時と、お酒を飲んだ時です。
あとは、腰付近の肌の色が、黒くなっていて、痛かゆく、チクチクする感じがあるのが気になっています。
スポーツジムに行っているのですが、お風呂に入ると目立つので、入らないで帰ってます。本当は、汗を流して帰りたいのはやまやまですが…。
こんな症状が少しでも良くなればと、思っています。
始めたばかりで不安はありますが、初めて電話したときは、しっかりお話を聞いていただけて、不安に思っていることを一つ一つ丁寧に回答してくださり、前向きな気持ちになれました。
またアドバイスもたくさんいただけたので、できるところから実践していこうと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
薬剤師コメント
弊社にお問い合わせのお電話をいただき、ありがとうございました。
お客様のご不安を解消することに少しでもお役に立てたようで、何よりでございます。
最初は背中のみの症状が、全身に広がってきているとのことで、掻き壊しが大きな要因になっていることが考えられます。
辛い痒みは、なかなか我慢することが難しいですが、保冷剤などで患部を冷やすことも取り入れていただくと、かゆみが軽減され、掻き壊さずに過ごせることもありますのでぜひお試しください。
お酒も飲みすぎますと体を温め、痒みの要因になりますので、飲みすぎには注意をしていただければと存じます。