離れて暮らす息子の肌が、ボロボロで心配です
2022年04月08日
アレルギー体質・皮膚炎
お悩み
先日、久しぶりに息子が家に帰ってきたのですが、肌がボロボロの状態でとても驚きました。
息子は1年前に結婚し、家を出るまで肌はとてもきれいで、一度も皮ふ炎で悩んだことはありませんでした。
それが、先日久しぶりにあった時は、顔やひじの内側など、赤くただれてジュクジュクし、かゆみも強いようで、ぼりぼり掻く癖もついてしまっていて、まるで別人のようだったのです。
息子がどんな生活を送っているのか、見ている訳ではないため、なんとも言えないのですが、結婚した奥さんが野菜が嫌いだったり、食べれないものが多く偏食の方でしたので、きちんとした食事を摂れていないのかもしれません。
私がいろいろと口を出すのは、奥さんに嫌がられるかもしれないですし、せめてお薬だけでも、こっそり息子に送ってあげることにしました。
息子は、体力仕事のため汗をびっしょりかき、付け薬だとすぐに汗で流れてしまうようなので、内服薬で探していたところ、御社のお薬を見つけました。
息子から何か連絡があったときは、よろしくお願いします。
薬剤師コメント
お子様は、もともと肌がきれいだったにも関わらず、結婚し実家を離れてから1年の間に、肌の状態が悪くなってしまったのですね。
一家を支えるために、少し無理をされたのではないでしょうか。
生活環境や職場環境が変わると、知らず知らずのうちに緊張を強いられ、ストレスや疲れが蓄積し、皮ふ炎をはじめとした身体の不調をきたす方が多いです。
皮ふにストレスや疲れの影響が出た場合、皮ふが生まれ変わる周期(ターンオーバー)が乱れやすくなり、バリア機能が未熟な皮ふが生まれるため、さまざまなアレルゲンが侵入しやすい状態になります。
その他、お仕事での汗の処理が難しかったことや、痒くてボリボリかいてしまう癖も、皮ふ炎を悪化させた要因になったと考えられます。
まずは、皮ふ炎の改善のために、ストレスや疲れの解消法を身に着けるといいでしょう。
こまめに休憩を取り入れたり、軽いストレッチを行うなどをし、メリハリをつけた生活を心がけるだけでも、からだの不調が整いやすいです。
また、汗の処理が難しい場面では、汗をかきやすい部分に油脂性の保湿剤を塗っておくと、汗をはじくため、かゆみの軽減につながります。
そのほか、お子様の食生活がご心配であれば、ビフィズス菌をはじめ、食物繊維が多く、栄養価が高いハトムギの成分を含む、サプリメントのご用意もあります。
お子様の症状が改善されるよう、生活環境に応じたアドバイスをいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。